B3 薬水駅から巨勢路を歩く

見どころ

このコースは紀ノ川から奈良盆地や飛鳥の地に繋がる古代の巨勢路を満喫するコースです。

そしてこのコースには石室の中に入れる古墳が三つもあります。石舞台古墳のように観光地化された古墳ではなくてそのままの雰囲気が楽しめる面白い古墳ばかりです。古墳好きな方はもちろんですが、古墳にあまり興味がない方も十分楽しめそうです。

『3月末~4月中の椿の頃』は合わせて『つらつら椿』も楽しめます。

このコースは南北に長いので詳細図を3枚用意して解説しています。

本当は、ゆっくりとガイドしてあげたいような盛沢山の内容のところでした。

①詳細図A

水泥古墳を目指して歩く

薬水駅を降りると、何もないですが、びっくりしないで下さい。

途中の分岐で左折して里歩きを楽しんで下さい。前方に見える山が八幡神社の裏山になります。

青色の点線が右の写真のJR和歌山線の横の細い道です。自己判断でお通り下さい。


水泥南古墳と水泥北古墳

水泥南古墳はいつでも見れますが水泥北古墳は個人のお宅の庭の中にあります。

せっかくここまでやってきて水泥北古墳を見ないで帰るのはもったいないですので是非事前連絡をしておでかけ下さい。

現在、御所観光協会さんが窓口となって見学の調整をしてくれています。

御所観光協会TEL:0745-62-3346

私も観光協会に調整していただいて見学しました。結構団体さんもこられるようで、いろいろご予定も聞かせていただきました。

アマゾンでも売ってなかった別冊歴史読本『御所』も販売しておられてびっくりしました。

ご夫妻がこの冊子に登場しておられます。

水泥南古墳の鍵も管理しておられますので、こちらも開けていただけます。

水泥南古墳


水泥北古墳


②詳細図B

ここは阿吽寺と巨勢寺跡ですが、少し寄道で『吉野川分水の東西分岐地点』を追加しておきました。

途中の神社の入口近くにマニアックな権現堂古墳もありますので。

 

奈良盆地三百年の夢がやっと実現した吉野川分水が完成したのは昭和〇〇年のことでした。

詳細は『吉野川分水ウォーキングマップ』で確認下さい。

阿吽寺と巨勢寺跡


権現堂古墳と吉野川分水の東西分岐の場所


③詳細図C

巨勢路もいよいよ最後の集落に入ってきました。

有名なのは『安楽寺塔姿』と『新宮山古墳』。『新宮山古墳』へは恐る恐る入ってみて下さい。準備されるなら懐中電灯ですね。

安楽寺塔姿と御霊神社


新宮山古墳:そうです。ここはひもをほどいて入れるんです。懐中電灯があればBESTです。